くろさきパステルこども園が開園しました

2020.04.03

くろさきパステルこども園ニュース

令和2年4月1日、くろさきパステルこども園が開園しました。

木のぬくもりを感じる園舎です。

真新しい園舎に子どもたちがきてくれました。

 

こども園内の「環境」は子どもたちが選択して遊び込めるような環境を構成していきたいと考えております。

厚生労働省が告示する「保育所保育指針」の総則には、保育の方法は「子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子どもの相互の関わりを大切にすること」とあります。

この自発的とか主体的という言葉が保育におけるkeywordだと思います。

 

「主体的」とは「自分の意思・判断によって行動するさま(三省堂 大辞林)」とあります。

自分の頭で考え、感じ、自発的に活動する力は、成長し実社会で生き、社会を形創っていく上で必要不可欠です。

それを人生の基礎を培う乳幼児期にしっかりと確立していく必要があると思います。

 

特に大量生産・大量消費による豊かな社会を目指した過去の時代とは違う時代を生きていく子どもたちには、上記のような「自分で決める生きる力」は重要だと思います。

かつては、指示の通りに間違いなく適切に行動する能力が重要視されていたかもしれませんが、これからは不確実な社会の中を自分で考えて行動し、決断する能力が重要になると思います。

 

まさに今も新型コロナウイルスの流行の拡大や、それに伴う社会的な変化も現時点では先がなかなか読めません。

しかし、そんな先が読めない時代だからこそ「自発的に物事を決めたり、行動する生きる力」が重要だと思うのです。

 

 

子どもたちの健やかな成長と世界が落ち着きを取り戻すことを願います。

 

写真はくろさきパステルこども園の保育環境です。子どもたちの興味や状態に応じ変化を加えていきます。